歯周病と虫歯の違いを知っていますか?

歯周病と虫歯は同じと捉えた人向けに違いの説明

最初に歯周病と虫歯の違いを確認

歯周病や虫歯の症状が出た時、歯医者で治療をするのは1つの方法。軽度の症状であれば通常の治療で回復できるのが見込めますが、重度となれば困難になるでしょう。各種症状に合わせた治療の流れを説明するので、気になった人は歯医者に通院するのがオススメです。

セルフケアで予防や治療を図る

歯周病や虫歯の症状は歯医者で治療するのも必要ですが、セルフケアによって予防や治療を図るのが大事。歯ブラシの当て方やフロスの使い方について確認しましょう。また、通勤のため屋外での生活を続けている人でも、できる範囲でセルフケアをするためのポイントを押さえましょう。

生活習慣の中で予防や治療

日頃の生活の中で、無意識に歯周病や虫歯になりやすいことをしている人はいるかもしれません。今回は喫煙者や肥満傾向にある人に限定して、より詳しく確認を進めます。上手く活用すれば歯周病や虫歯対策ができる以外に、健康増進の観点でもプラスになるのではないでしょうか。

歯医者で治療する場合の流れ

飲食をして手入れが十分にできていない場合、歯の細菌が活性化して歯垢が蓄積します。それによって、歯周病や虫歯に繋がりかねません。

歯周病は歯茎や歯槽骨で起こる病気で、普段の生活場面で痛みは感じません。しかし、症状は進行しており、放置をしても腫れが生じたり歯が抜けたりします。軽度であれば出血程度の症状で済みますが、症状が重くなれば歯槽膿漏のような口臭が生じやすくなります。特に人と接する機会がある人は、マイナスとなりかねません。更に症状が悪化すれば歯茎や歯槽骨に膿が溜まった状態になり、見た目にも悪くなるでしょう。他には、飲食物を噛むのが困難となり、身体への負担が掛かります。

歯の直接の病気である虫歯は、軽度の状態であれば痛みが無く歯に穴が空いていない状態がC0。虫歯菌の働きが活発になって、表面のエナメル質が溶けた状態がC1。エナメル質の内側や象牙質まで進んだ状態がC2。この段階になれば、知覚過敏の症状や飲食物を噛むだけで痛みが出やすくなります。更に進行してC3の状態になれば、何もしなくても激しい痛みが伴います。症状が最悪なのがC4で、歯が溶けてしまった状態。神経も死んでおり、通常の虫歯治療では症状回復が困難です。

歯周病や虫歯の症状は、定期的に歯医者にメンテナンスを受けている人なら確認できます。しかし、セルフケアだけだと間に合わないケースは起こりかねません。このサイトでは、歯医者で行う治療やできるだけ症状悪化を防ぐためのポイントを紹介します。各種参考にして、歯の健康維持を図りましょう。